2008年03月11日

私はココ!

人は自分と言う存在を
誰かに認めてもらいたい
そんな生き物だと思う。

・・・・・そんな風に素直に思えるようになったのは
実はここ最近かもしれない。

なにしろ
きっと誰も私のことなんて分からないと思っていたし
なにより
失くす事が怖くて、大事なものをセーブしようだなんて思っていたから
・・・・・実は、たくさん大事なものが出来ているくせに。

小学1年の頃
学校に行くのが嫌で
(今にして思えば、大した理由じゃないけど)
毎日、ランドセル背負ったまま
多摩川の河川敷に腰を下ろしていた。
すると、決まっていつものお巡りさんが
私を補導して、保健室まで連れて行った。

「またか?クソガキ。」

お巡りさんは、半ば呆れ顔で私を見つけた。

なんとなく
私には、それは毎朝の儀式のようなものだった。
学校に連行されるのは嫌なのに
お巡りさんに見付けてもらえない日は
なんだかちょっと不安だった。

「なんだよ。ココにいるのに。」

非常に勝手な子供だ・・・・・

でも、彼が私の存在を見付けてくれる。
正直、それは安心感だった。

誰も自分の事なんかどうでもいいと思っている。
そう思っている時に
必ず、私を見付けてくれる存在は大きかった。

超問題児だった私は
今は、高齢者の支援に当たっている。

人間性やその人の持つ感性を
何かと仕事における座標にされやすいこの仕事は
時々、こんな育ちの私がやってはいけないのではないかと思う。

だって、育ちはメチャクチャ悪い。

でも、いろんな不安を抱える気持ちは
人一倍、理解できるかもしれない。

帰属の欲求。

人間の基本的欲求のひとつである。


自分がココにいていいんだ

そう思えるお手伝いをしていきたい。


posted by 木下 小櫻 at 01:35 | Comment(0) | 不安を呷るモノ

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