2008年02月18日

「自分の名前を答える事が・・・・・」

タイトルを見て
介護保険認定調査に携わっている人なら
お判りだと思う。

記憶や理解に関する質問である。

先日、認定調査に伺った女性は
身体機能はほとんどチェックが入らなかったが
記憶・理解や問題行動
意思決定に関することなどは
チェックが多く入った。

もちろん
日付や季節・場所の理解も困難で
自分の名前も、答えられなかった。

こんなケースは、実は多い。


ふと
思って聞いてみた。

「この人は、誰?」


隣で黙って聞いていた彼女の夫を片手で指し示た。

彼女は
間髪いれず、にこやかに、はっきり答えた。

夫の名前を、正確に。


認定調査の質問項目には
時々、疑問を感じる事がある。

季節だって、なんとも言いがたい。
今現在を、「春」と答える人は結構いる。
実際、気温も低く、西高東低の冬型気圧配置だが
一歩も外に出ず
温かい部屋で、閉じこもり状態で
暦の上では「立春」も過ぎている。


全国統一の調査とはいえ
判断に困る事もある。

特記事項に詳細は記入するが
一体ドコまで、審査会でよまれているのか
ドコまで反映されているのか

実際に返ってきた結果を見ては
どうなのかさえ、判らない。


調査もまた変わるというが


「走りながら考える介護保険」


ドコまで走るのか?
いつまで走るのか?
ちゃんといい方向に走っているのか?


私はいつまで走れるのか?


今日も、走るんだろうけど


ホントにこれでいいのかと思うことはたくさんある。

posted by 木下 小櫻 at 00:32 | Comment(0) | 認知症

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