2008年03月27日

受容後のストレス

家族が認知症をわずらった
そこには、少なからずストレスが生じます。

全国的にアルツハイマーと診断された方たちは
状況の差こそあるものの
何らかの虐待行為を受けてしまう
そのパーセンテージが思いの外、高い。

虐待と一口に言っても
その現れ方は様々である。
無論、許されるものではないのだが、
実際、ほとんどの介護者からは
「叩いてしまった。」
「イライラして怒鳴ってしまった。」
「TVで見るような事件が起こる気持ちも解る。」
・・・・・そんな悲痛な言葉を聞く。

それは
決して許しがたいものではなく
一生懸命介護をして
少しでも解って欲しいと切なる願いを持っていたからであって
蓄積されていく疲労や負担感
積み重なって、つい・・・・・

そして、介護者は自身を責めてしまう。

(稀に、罪悪感などまったく感じていないケースもあるが・・・・・)


それ位、介護は大きく生活や家族関係を揺るがすものであり
だからこそ、社会にもっと認知症や精神疾患の理解を促せるような
地に根を張った取り組みが必要であると思う。

また、出来る限りのサービスや資源の利用をし
介護者がリフレッシュできる機会を多くし
長期に及ぶ介護が、持続できるよう支援する事が必要である。


その時々の症状や介護状況に合わせた支援が
利用者・介護者から出されるサインを
瞬時にキャッチして
今、必要とされる事は何か、
どんな支援が今は有効か
常に考え、アドバイスできなくてはならない。


認知症の受容が出来た後も
その言動に対する、対応が上手く出来るようになっても
やっぱり介護ストレスは発生する。
「つじつまが合っていないのに、同調できた。」
「間違っているのに、受け流す事が出来るようになった。」
それでいいのだ、と解っていても
介護を受ける本人が、そこで訂正しても理解できないのだという事を
介護者自身が認めてしまった
・・・・・そんなストレスも発生し
心を痛めている介護者もいる。


認知症の方が、心配そうだったり落ち着かない時は
家族や生活に不安要素がある。
逆に、認知症の方が穏やかに過ごしている時は
介護者はその分自分自身の中に吸収しすぎている。


今、必要とされているものを適切に
提供出来るよう心掛けたい」。



参加してます にほんブログ村 介護ブログへ  ブログランキングへ
posted by 木下 小櫻 at 00:44 | Comment(0) | 認知症

×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。