2008年04月11日

疎外感

それは急にやってきた。
・・・・・急に、と思ったのは私たちだけかもしれない。

前日まで楽しみにしていたデイサービス。
帰宅当日は、「今日はこんな事をした。」と
楽しそうに家族に話していた。

翌朝、起きてくるなり彼は言った。
「もう。あそこには行かないぞ。」

多忙な介護者一家。
それ以上に、利用者が閉じこもりになって
心身機能が低下する事を恐れた。
私は、精神疾患を患っている主介護者のメンタル面も心配した。

原因は
被害妄想と疎外感。
スタッフに誹謗中傷を受けた・・・・・と真剣な表情で訴える。
実際、そんな事はなかったとのことだったが
誤解をされるような事がなかったか、サービス提供事業者に聞いた。

また1日の利用者数が増加したため
一人の利用者にスタッフが関わる時間が減ったようだった。

特に、彼の場合
「自分はよそ者」という気持ちが若い頃からあった。
知らない土地にやってきて
妻の実家と養子縁組。
家庭は安泰だったが
この土地柄、他所からきた人間・・・・・そういう風に捉えられていたらしい。

この気持ちは
実際、よそ者でないと理解できないかもしれない。
都会のように、ほとんどがよそ者から構成される場所と違って
この土地は、古くからの歴史があり
どうも、他所の土地から来た者は
疎外感を感じる事がある。
きっと、内部の人たちはそんなつもりは更々ない。
分け隔てもしてはいないだろう。

・・・・・なんていうか
空気が、入り込めないのだ。

部外者
そんな感覚が起こってくる。


時間が経てば少しは落ち着くかと思ったが
なかなかそうはいかない様だった。

デイサービスセンターの変更
そんな形をとって、気分を一新して
また、楽しみをもって出掛け、毎日を暮らして欲しい。

在宅で長く暮らすため
必要なサービスが受けられるよう

孤立しないように調整したい。



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posted by 木下 小櫻 at 00:22 | Comment(2) | 認知症

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