2008年10月05日

どんな支援をすればイイ?

彼女は、独居の認知症高齢者です。

出会いは、認定調査に伺うため、電話でアポをとるところから始まりました。
約束の日付も、今日の日付も不明瞭なことがすぐに分かりました。
保険者に連絡をして、キーパーソンとなる方に立ち会ってもらうために、連絡を取ってほしいことを告げました。

キーパーソンは、継子でした。
そして、認知症を発症している事
金銭管理が出来なくなっており、高額な使途不明金がある事。
ここ最近になって、養子縁組をした事
そんな事を話されました。

おそらく、養子縁組については
本人はよく理解していないであろう事が伺えました。

とりあえず、認定調査には立ち会ってもらう事に。

認知症がかなり進行していることが
その認定調査の席で分かりました。
それは、継子の話によるものではなく
本人との会話の中で、短期記憶の低下が著しい事が分かりました。
継子の話は、金銭管理が出来ず
他の親族から搾取されているかもしれない
自分が後見人になって管理するため
すでに、精神科医に後見申し立ての書類を書いてもらった。
今まで、市や包括に相談したが
一向に話が進まなかった

・・・・・こんなところでした。

まず、一見認知機能の低下が見られないように見えることは、私も感じました。
その場の取り繕いが出来てしまう。
そして、おそらく随分以前から忘れっぽさはあり、
何度も鍋焦がしをし、危険であることを本人が理解を当時からしており、
現段階では、ガス台はまったく使用していない事
独居生活がなんとかまかり通ってしまっている事
金銭的に余裕があり、生活破綻を来たす恐れが現在ない事
そして、長谷川スケールが 27/30 と高得点である事。

いろいろ忘れているけど、生活力がある。


しかし、不安要素はそれを上回っている。

連日、どこかに受診し薬が山のようにある事。
少しでも待たされると、同じ病院へは行かず
同一作用の薬が異常なほどある事。
受診したことも、薬が山のようにある事もすべて忘れており
必要な薬も内服できていない事
おそらく、同じものを連日のように買い物しており
家の中は、購入したものが沢山ある事
高額な使途不明金があり、本人がそれを理解していない事
寄付金が高額な、新興宗教に通わされている事
最近になって養子縁組した継子の思惑に不審な点がある事


困った事に
本人に、忘れている事実に対する認識がまったくなく
生活上の困難も、本人に感じられていないことより
ヘルパーなどの支援も必要がないと思っている。

でも、ゴミは昼間に出している。
時間の感覚もない。

自宅前で電話して伺っても
電話で話した事も忘れてしまう。
いつも、新鮮。
玄関先では、怪訝そうにしている。
私が、たった今電話した事も、
何度も伺って、顔見知りである事も
何も分からない。

しばらくデイサービスも続けたが
なんだかんだと理由をつけて、まったく利用実績のない事もしょっちゅう。

既に本人の年齢もかなり高いのだが
「あんなおじいさん、おばあさんの所に行ってもね・・・・・」
と、その表情は、とても若い。



現在、担当する利用者の中で
かなり上位に心配されるケースの1人です。

どう支援すべきか
非常に悩んでいます。
早急に、金銭管理の部分だけでもなんとかしたいのですが
地域権利擁護事業の相談をしましたが
結果、本人にそのつもりがないという事で却下されました。
現在の、MRIやHDSの結果では
後見人は難しいし、補助や補佐では、彼女の支援にはなれない。

最近に養子縁組されている事より
後見人になる事は、かえって怪しまれる可能性が高い旨説明された継子は、
以来、積極的な支援をしなくなってしまった。

多量にある薬は、現在放置されているが
いつ何時、内服されてしまうか・・・・・




具体的に、話をつめる必要があります。
在宅で、独居の生活をどう支援するか



働きかけを、試行錯誤します。






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posted by 木下 小櫻 at 02:06 | Comment(0) | 認知症

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