2008年07月06日

居宅変更・困難事例

先月末、保険者から連絡が来た。
「7月から担当して欲しいケースがあるのですが?」

大概、こういう時は対応に苦慮するケースの相談なのだ。
詳細を聞いてみると
ここ何年かで、居宅もサービス提供事業者も何ヶ所も変更してきたケースだという。
精神疾患や人格障害か何か聞いたが、釈然としない。
今後、保険者も関わりながら支援にあたって欲しいとのことだった。

職場スタッフに相談したところ
きっととんでもなく手におえないケースで
保険者だって、きっと丸投げだから取らないほうがいい
全員一致の意見だった。

でも、担当を引き受けることにした。
まず、第一にどこも支援しないとなれば、その困難ケースとされる人は、ますます困難な生活を強いられると思った。
二つ目に、保険者の動きを見るのではなく、こちらから確実に保険者を現場へ動かす事が出来るチャンスと踏んだ。

その方との初回面談前に
なんと打ち合わせが、3回あった。
しかも保険者、担当職員が2人もいる・・・・・。

話を聞く限り、困難ってこういう事を言うの?
・・・・・そんな思いが強くなる。

確かに、自分の思うようでないと拒否・抵抗があり
感情むき出しで罵声を浴びせる。
支援に入ったサービス提供事業者スタッフが、精神的に追い込まれ
離職していく現実があるらしい。
契約解除にあたっては、文書の受け取り拒否。
頭が良く、博識であり、もちろん介護業界の法や制度についての知識も十分ある。

本人との初回面談にも、保険者が2人ついてきた。
なんでもない話の時は非常に穏やかだが
話がひとたび、サービス内容の話になると表情が一変する。
平成18年度の制度改正によって、いかなる理由があってもまかり通らない支援に関してだった。
法改正の内容を説明するが、聞く耳を持とうとしない。
「今まで出来ていたものが、何故出来ない・・・・・?」

利用者側からすれば、もっともな意見だった。

これまで支援にあたっていた関係者に話を聞くと
保険者にその事で相談すると
「○○さんの場合、しょうがないでしょう。」
との返事だった。だから、その支援を継続していたとの事。

ようは、保険者容認の“○○さんルール”が存在し、横行していたという事らしい。


現実的か否かは別として
制度改正に伴い、利用者に納得してもらわなければならない事は実際ある。
私個人的に、必要なものであっても、どうしてもその支援を組めなくなる事態はたくさんある。

当時、利用者の納得が得られず
しかも、保険者が容認してきた。
制度改正時にクリアできた事を、今になって出来ない・・・・・なんて、そんなはずないだろう?どうにかできる方法があるだろう?
・・・・・利用者として、もっともな意見だった。

実際、困難とされる理由は他にもたくさんあるのだが
これは、保険者の業務怠慢だったのではないか?
そう、思わざるを得ない。

利用者を前に、保険者も立会い
その話を敢えて机上に乗っけたのにも関わらず
保険者はなお、「ま、なんとかなる方法がない訳ではないでしょうから、調べます。」とのたまう。

・・・・・おい、だったら他の人だって同じだよ!


私が思うところの困難ケースは、もっとたくさんあって
それこそ保険者に、どんどん介入して欲しいのにまったくない。
保険者の業務怠慢で困難とされるケースは、特別扱い。
・・・・・そんな風に映った。
力の入れ処が、間違ってる。

挙句、「包括にも関わってもらいますから。」
利用者宅を離れた後に言われた。
「っつーか、何でも包括にブン投げられたって困ります。こっちはこっちで相談はしますが、保険者としての支援のスタンスは保ってください!」
・・・・・思いっきり、反論してしまった。

でも、功を奏したのか
担当者会議にも2人でやってきた。


もっと、今すぐにでも救出しないと
生命や生活に、即支障をきたすケースはたくさんある。

何かが間違ってるぜ、保険者さん。


確かに、適切な支援をしていても
被害妄想から、支援にあたるケアマネやサービス提供事業者を責めるらしく
その言動は上記を逸している・・・・・との申し送りだった。
私も長くは続かないかもしれない。

誹謗中傷には慣れているし
社への名誉棄損も起こると思うが、社へ入れ込んでない私にどの位のダメージが来るかは分からないが

とにかく、どこがそうなのか分からない“困難事例”
こんな事例に、保険者を引っ張り込み、巻き込む。
その実績を作るのが
今回の私の使命だと思って
やるだけのことはやりましょう。





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タグ:困難事例
posted by 木下 小櫻 at 00:47 | Comment(0) | 仕事の話

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