2008年03月04日

何が介護だ!何が福祉だ!何がケアマネだ!

彼女は、施設にいる間は
誰か支援者がいて、適切な環境があって
関わりがきちんととれれば
だいぶ、自立できる人です。

でも、ひとたび在宅に帰ると
その日のうちに、生活困難に陥ってしまいます。

独居で、身内の方が近くにいて朝食の支援だけはしてくれています。

私が危惧するのは
雪国であるこの土地で
セラミックファンヒーターの温風のみで
そのスイッチを何度も何度も
カチャカチャカチャカチャ
結果、ブレーカーが飛んでしまいます。
氷点下以下の室内で
施設にいる間は、絶対に有り得ない失禁が起こります。
脱水気味であるため、かなり濃縮されてます。
不快な感じは解るので、衣類も下着も脱いでしまいます。
着替えが解らないので、そのままの姿で、次のデイサービスが来るまで過ごします。
ヘルパーや私が訪問して、その場の対応をしてみても
訪問終了して、その家を離れれば、数分の後に同じ姿になってしまいます。
デイサービスでも同じです。
とにかく着の身着のままでバスタオルを巻いて車に乗ってもらいます。
すぐに入浴し、こちらで預からせていただいている衣類に着替えます。
身内の方の洗濯・掃除の支援はありません。
デイサービスでは、本来有り得ない利用者の衣類の洗濯を行い、次回利用日の着替えにします。
限度額の関係上、週1回しかないヘルパーは
テーブルやコタツの中や、ゴミ箱に入っている、着用済みの下着を探し、洗濯や本人のケアを行います。


寒い環境で、冷たくなった身体で
何をどうしたらいいのか
食事は食べたのか、何日も食べていないのか?
そんな中で彼女は、とてもいらだっています。

火の管理が出来ず、先月にガスは止められています。
脱水傾向のため、お茶のペットボトルを数本持っていきますが
「冷たい!」「甘くない!」と抵抗します。
ポットにはいつ入れたか分らない水が入ってます。
お茶葉は、数年前の期限です。

限度額いっぱいのサービス利用と
弁当1日2回分の出費を、
なんとか身内の方に理解いただき
でも、これ以上の出費は出来ないと言われています。

施設への一般入所を緊急性と言う点で、非常に早く実現できるよう対応してもらいました。
でも、その入所を待つまでの間、

本当なら、保険外の、
自治体や民間でのデイホームの利用を出来ればいいのかもしれません。
でも、それはごく一部分の支援でしかなく
ひとたび在宅に戻れば
ほんの数分で、また同じ状況に戻ってしまいます。


私には、これ以上の支援をどうしたらいいか判りません。


どうみても、彼女の生活は
人間らしい生活からかけ離れています。
本当に彼女の生活を支えるなら
24時間の支援が必要です。
誰かが、傍にいて生活を支えてあげれば
彼女の生活は、相当改善できるのです。

でも、その支援が私には出来ません。


デイサービスの職員さんから
彼女のサービスについて検討したほうが良いとのお話を戴きました。

でも、何をどう検討したらいいのか判りません。

集まって、話を持ち寄って
・・・・・現状確認で終わってします。


だって、本当にいま必要とされる支援は
これ以上、出費も出来ない状態で
本当に支えるのならば
一緒に生活するしかないのです。
寝泊りのボランティアとか
自分達が連れ帰るか

そこまでの事でもないと
何も変わらない。
それ位のレベルの話だと思う。


だから
私は無力です。

何を持って、介護というのか?

何を持って、福祉と言うのか?

私の何が、ケアマネなのか?


出来ない事が多すぎて
自分の力のなさが
本当に、腹立たしくて


どこに向けたらいいのか
泣いたって、仕方がないのに。


posted by 木下 小櫻 at 20:36 | Comment(0) | 介護支援専門員

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