2008年05月28日

受け入れ困難

最近、所内全体で受け入れ困難事例が続いている。

例えば、
認知対応デイサービスを長く利用していたが、
行動障害として暴力がある為に今月いっぱいで受け入れ終了と言われたケースがあった。
行動障害が増大している事は、介護者・ケアマネとも周知していたが
利用中の認知対応デイサービスからは何も報告や相談が上がっていなかった。
更新に伴う担当者会議の席で
「今月で終了させて・・・・・」
と、認知対応デイサービスの担当者から発言があったらしい。

それまで担当ケアマネが、日頃の様子を聞いても「大丈夫です」としか答えて頂いてなかった事から、面食らって、
何故受け入れ出来ないのか?
認知対応デイサービスで受け入れが出来ないなら、当人や同様の症状のある人は何処へ行ったらいいのか?
担当ケアマネが聞いたところ、

「精神科にでも入院されたらどうですか?」

と、認知対応デイサービスの担当者が答えたと言う・・・・・


その報告を聞いて、当事業所職員全員、なんとも言えない雰囲気に包まれてしまった。


時として、認知症の進行が見られるケースや、医療依存度の高いケースは、サービス提供を依頼・継続していただくのに苦労する事が多々ある。
そして、「何処も受けてくれない」と知った家族の困惑・不安は相当なものだ。
今回のこのケースの場合、認知対応デイサービスであれば、きっと大丈夫。なんとか見てくれる・・・・・そんな思いや願いがあったこともあり
介護者に与えたショックはかなり大きかった。

私たちは現場にいない。
現場からしてみれば、「そんなの出来るか!?」的な事も多いかと思う。
だからこそ、日頃、相互に情報提供や連携を取って、出来る限りの調整をしなくてはならないと思う。


そんな中、
ケアマネの調整不足や踏み込んだ支援をしていない為
サービス提供困難となってしまうケースもある。
最低ライン揃えられる調整は、包括や私も入って行なってみたが
あちこち受け入れ先をあたった後、担当ケアマネが詳細についての情報提供や最終的な依頼をしてみるが
どちらも芳しくない。

「どうする?悠長にしていられないよ?」
私も包括職員も頭を悩めるが、担当職員がいちばんのんびりしている・・・・・。

「そん時は(民間の有料老人ホームの)廊下に布団敷かせて、寝かせっから!」


・・・・・そんな調整ないだろう?

「そうじゃなくって、必要な調整とか、家族側の状況を解ってもらった上での再調整とか・・・今、動かないとこの先ずっと同じだよ?」



何かと難しい事が多い。

自分に照らし合わせてみても
やっぱり、調整困難なケースはある。

経済的困難・身内がいない・いても介入がない・当事者の認識が深められない。
高齢者の年金に子がぶら下がっているケースもたくさんある。
精神障害の方などで加齢も進み、社会復帰のデイサービスの対象でもない。でも、介護保険のデイサービスも受け入れてもらえない。


限られた支援の中
サービスが決まらない
行きたくても行けない


実調の段階で
「送迎車に乗れなかったら、キャンセルになります。」

すんなり乗れないから、困っていて
結局、家にいるのだったら、何も介護申請などしなくてもよくて
煩わしい調査や、嫌がる本人をなんとか説得してようやく受診し意見書を書いてもらったり、
結局、必要なサービスを受けられなければ、それまでの支援も無駄になってしまう。


だから
自分達に出来る調整を
求められる役割を遂行しようと走り回っている。

なんとか分かって貰いたい。
それは、最初から無理なんだろうか?
求めるものは、所詮到底困難で、いけない事なんだろうか?


私が思うことって、バカなのかな?
間違っているのかな?
いろいろ考える。

でも、利用者や介護者が
より悪い方向へ行く事だけは避けたいし
あーでもない、こーでもないって繰り返す。


肩、凝ったな。




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posted by 木下 小櫻 at 01:08 | Comment(4) | 介護支援専門員

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