2008年03月02日

まずは、介護ストレスを認めよう

不安だと思う事や、認知症の気持ちを中心に綴ってきているが
介護者の事も忘れてはいけない。

介護疲労や介護ストレス。
認知症に限らず、絶対ないものではありません。

介護を受ける者がどんな気持ちをもつか?
それを知ってもらう必要は、もちろんあると思います。


でも、同時に
介護にはストレスが生まれる
・・・・・きれい事ではなく、ごく当然の心理反応である事を
介護をする者は、まず認めることからはじめましょう。

共に生きてきた、愛している、頼りにしていた
もっとも身近であったり
大切な配偶者・親・・・・・
「この人がなんでこんな・・・・・」
そんな気持ちが生まれる事も、ごく自然な事だと思います。

例えば
その愛した人から
また、舅・姑、親族・兄妹関係かもしれません。
分らなくなった事や
出来なくなった事が
たくさん目につくかも知れません。

たくさん、聴きたくない言葉を浴びせられるかもしれません。

信じがたい行動を、目の当たりにするかもしれません。

有り得ない話を、吹聴されるかもしれません。

自分の名前を忘れられてしまうかもしれません。


そこにはストレスが生まれてごく当然です。


そんなストレスを抱えてしまった事を恥じてはいませんか?
そのストレスを自分に向けてはいませんか?
家族内で解決しようとギクシャクしていませんか?
介護が必要となったその家族に、ぶつけてはいませんか?
近所や知人から、好奇な目を向けられているように感じてしまっていませんか?
介護に掛かりきりになって、家事がおろそかになってしまっていると嘆いていませんか?
または、それを他の家族から責められていませんか?


いろんな思いが交錯する。

ごく自然な事です。


だから、そんな思いをまずは認めましょう。
人は100%ではありません。
もちろん、介護に100%はありません。


そんな思いが、ごく普通の事だと認識した上で
専門職の人や、同じ体験を持つ人に
ほんの少し勇気を出して話してみませんか?

自分が少し楽になって
それから、少し介護を受ける人の気持ちを知っていってはみませんか?


たいしたお手伝いは出来ません。
介護は24時間。
毎日・連続です。

そんな長いスパンの、ほんの一部分でしかありませんが
上手にサービスを利用していく事は有効です。

少しですが、気持ちを話してみる事で
本当に少しですが、気持ちが落ち着くかもしれません。

聞くことしか出来ないかもしれません。
でも、受け止める事は出来ると思います。


背負っている荷物をすこし誰かにわたしてみませんか?


そして
すべての人が、もっと利用しやすいサービスに
どんな人でも受け容れられる世の中に

働きかけていく事が、出来る力を
私たちが、持たなくてはならないでしょう。


posted by 木下 小櫻 at 17:34 | Comment(0) | 介護にツキモノ
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