2011年11月29日

平成24年度介護保険改正

こんばんは。木下小櫻です。
ご無沙汰していました。

さて、唐突ですが平成24年度介護保険改正です・・・

みんな、怒っていますか?

例えば、通所系サービスの5~7時間・7~9時間の設定。
例えば、訪問介護の45分未満・45分以上の設定。
軽度者の生活支援切り離し。

ありえませんよね。

あきれ返るばかりです。

地域包括ケアに関しても、確かに理想の形かもしれません。
でも、今の地域基盤体制の中で到底可能なこととは思えません。

今、福島県では施設が定員オーバーのまま、まったく動きが取れない状況に陥っています。
被災者受け入れ後、何もお手当てがないのです。
圧倒的に、在宅生活に支障をきたしている人々の数に比べ、施設数が足りません。

在宅で生活するためには、それなりのサービス提供が必要です。
需要を供給が満たせれば、
もっと言えば、必要なだけの介護サービスを利用限度額や経済状況による制限なく利用できれば在宅生活がもっと維持できる可能性がある方も多くいます。

ところが、今の社会情勢や、年金の切り下げ、サービス供給量の不足が、
在宅生活の維持に大きく影を落とします。

最後の砦としての施設も、定員オーバーが続く状況が震災後持続しています。

つまり、今施設サービスが必要な人も入所が不可能。

施設だけではありません。

病院も緊急事態宣言を発令中。
公的病院が、2年後の移転のため、すでに今から病床削減・入院制限をしています。
結果、緊急受け入れ先が集中。
まだ治療が必要な人も、手術予定の人も、病院から掃き出しを迫られます。

例えば、南相馬市の病院などは、
震災後、原発の影響で職員数が激減。
とても過酷な状況の中、診療を残った職員でこなしているようです。

介護も福祉も医療も
危機的状況です。

例えば、介護保険施設にしても
有料老人ホームはボコボコ立つのです。

到底、入居なんか出来そうにない高額な一時金と月々の家賃。

老人保健施設や特別養護老人ホームは、自治体に作る気がない。
赤字財政を見る限り、夢のまた夢です。


震災後、福島は皆さんが感じる以上に変わった。

先日、ある団体の方が、東京に不評被害の取り組みで会津の米を東京に売りに行った。
ところが、まさにその売っているさなか、福島市で放射性セシウムが検出されたニュースが流れた。
安全宣言が出された後の検出・・・
当然、その売り場についさっき購入された方が返品に来た。

桃も、柿も、
みんな、自分で食べる分は買う。
でも、贈答用には買えなくなった。

福島県全土にわたったキノコの出荷自粛・入山規制。
そんなときに限って、ものすごい豊作だった。

除染だって進まない。
だいたい山ひとつ・村ひとつ・・・どんな方法で除染が出来るのか?
うちの庭だって、植木の被い重なるところは、0.5マイクロシーベルトを検出した。

それでも毎日、笑って過ごしているけど、
何をどうしたらいいのか、見通せない。


そして、それは、介護にも福祉にも医療にも、深く影を落とす。


復興支援にも出掛けてみる。
直接的な災害ボランティアから、
間接的な、「がんばろう福島」的なイベント参加から、
出来そうなものは、時間の許す限りは参加してみる。

たとえ、一時でも
その場に居合わせた人が、いい時間を、いい笑顔を、いい気持ちを持ってもらえるように、
ただ、それだけを願う。

人は、人に認められた時に
自己存在感や、自己肯定感を感じるのではないでしょうか?

究極、人が求めるものは、
目先の欲ではなく、はたまた囲われた安全でもなく、
自分がそこにいていいのだと、
今自分は、ほんの少し幸せを感じているとか、

そんな事が、すごく大事なのだと思う。


だから、救えるものは救いたい。

例えば、それがしがない唄であっても、踊りであっても。
例えば、それがいつもと何も変わりない日常であっても。





小櫻の独り言


震災後、たぶん私は何か吹っ切れたのかも知れない。
あの、どうしようもない悲しみと切なさと、無力感を経て、
直接的な被害にあっていない分、出来ることを探そうとしたのかもしれない。

もしかしたら、それは偽善的かもしれないし、自己満足なのかもしれない。

でも、そこに存在することで、その場居合わせた人の何かになれれば・・・

ただ、それだけを願う。


唄や踊りでの支援は、それでいいのかもしれない。


でも、この介護・福祉・医療の現場はそうはいかない。

今すぐにでも支援を必要とする人は、毎日毎日山のようにいて、
そして必要な手が届かない人も、同じだけ、もしくはそれ以上にいる。

これは、唄や踊りによる支援やボランティアのように身銭を切ればいいものではない。

きちんとした、特別法でも特区でも、
政治が国が、法律に則って機能させなければならない。
そして、今この郷に出来た非常事態に
早急に対応していかなければならない。


この郷の介護を・福祉を・医療を・教育を・経済を
早く立て直すために、是非動いていただきたい。


福島第一原発の吉田所長さん、
今はゆっくり療養してください。
そして、回復を願います。




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posted by 木下 小櫻 at 21:01 | Comment(0) | 介護支援専門員
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